ねぎまろのお酒とごはん

独身・東海民の会社員がお酒飲んだりおいしいものを食べたりするだけの備忘録

2024年に読んで面白かった本

今週のお題「読んでよかった・書いてよかった2024」

※本のネタバレは無いようにしていますがほんのり感想を挟む箇所があります。

今まで読んだ本

 ねぎまろは普段アニメや漫画オタクなのですが、活字を読まなくなると新聞や書類も面倒になってしまいそうで時たま話題になった本などを読むようにしています。

 

 「本の写真あるけど酒とご飯のブログだしな~」と思っていたら今週のお題にドンピシャされたので思い切って書いてみます!

 

 今まで読んできた本の中でも読みやすさで言えば

佐賀のがばいばあちゃん著:島田洋七

KAGEROU著:齋藤智裕

コーヒーが冷めないうちに著:川口俊和

ビブリア古書堂の事件手帖著:三上延

等がスッと頭に入って来て好きです!

 

 情景?というか表現力で「え!?」っとなったのは、

 

「おいしいごはんが食べられますように」著:高瀬隼子

 

 …こちら食いしん坊なねぎまろが「食事ってこんな表現できるんだ…(´・ω・`)」となった帯の「心のざわつき」という表現に大納得した作品でした…。

 食事の前後に読むよりは時間空けて読みたいタイプの本だったなぁと思っております…。

 

 他にもグロ耐性ないとキツそうな「DINER」著:平山夢明 等もスラスラ読めつつも「あ〜…らら…」と目を背けてしまいそうな描写が多いのに食事が出てくるシーンは「うまそう…」となってしまい不思議な体験を出来ました。

 

 こちらは映画版も見ましたが細かな描写が結構変わっており別物部分もあるので賛否分かれていそうなのですが、個人的には芸術作品的に見やすくて映画も楽しく見る事は出来ました。

 

2024年に読んだ本

 さて本題に戻りまして今年読んだ本ですが、映画化もされた作品で元々ブログや動画で追っていました作者さんの作品です。

「変な家」「変な絵」著:雨穴

 

 こちらどちらもホラー作品ではあるのですがホラーが大の苦手なねぎまろでもどんどん読み進めたくなる伏線回収盛り盛りな謎解きホラーミステリーかつ、「変な家」の方はセリフ調で読み進められる書き方なので活字が苦手な人でも読みやすい仕様です!

 

 レビュー系のサイトを後から読んだ上でガッツリ専門目線で見てしまうと「ううむ…」と首を傾げる点も勿論あるのですが、伏線回収の巧みさから楽しく読むことができるので個人的には物語として完成されていてとても好きなタイプのお話でした♪

 

 因みに姉妹と一緒に「変な家」の実写映画も観て来たのですが、こちらは小説とは大部分が異なるガッツリびっくり系ホラーな仕上がりになっていましたので「映画でホラーだったから原作はいいか…」みたいな方が居るのであれば私としては「小説を…!是非小説を読んでみて欲しい…!」という気持ちでいっぱいです…!

 勿論映画を非難するわけでは無いのですがホラー苦手な人間がスラスラ読めた作品として原作を全く知らないまま映画の内容のストーリーだと思われるのはちょっと勿体なく感じてしまうのです…。

 

 また写真の本とは違う、映画公開で出た文庫版の「変な家」では最後に出演人物によるエピローグ的な文章が足されていてそこも込みで楽しめるようになっていますのでおすすめしたいです!

 

 そして熱く語っておきつつもねぎまろは「変な絵」の方が一緒に謎解きをしている感が強くてとても好みのどストライクです…!

 こちらの伏線回収は読む度に「えっ!待って、このページでそう言えば…」と幾度と戻って確かめたくなる要素が散りばめられていて読んでいてとても楽しかったです!こちらは考えてみるとホラー要素よりミステリー要素の方が濃いめかも…?

 

 雨穴さんの作品以外にも、

残像に口紅を著:筒井康隆

公開処刑人 森のくまさん」著:堀内公太郎

 VOCALOID曲のライトノベル版で、

「シャンティ」原作:wotaku 著:佐野しなの

などなどを読んだ年でした♪

 

 どの作品もねぎまろ的に面白いので活字不足だな~と思った方は読んでみてはいかがでしょうか。

 

余談

 最近はおすすめから東野圭吾さまよう刃湊かなえ「告白」を読み進めておりますが、序盤からの描写の生々しさで半べそかきそうになっております…。

 

 映画にせよ小説、漫画にせよそこまで感情移入をする方では無いのですが流石としか言いようがありません…。゚(゚´ω`゚)゚。

 

 仕事がなかなか落ち着かず読む時間を取れずに居ますがちゃんと読み切りたいですね…。

 

ねぎま